中条ロータリークラブの活動報告
2024-2025年度 第27回例会
2025/01/29
〇ロータリーソング斉唱「四つのテスト」
〇会長挨拶(佐藤守会長)
・連日暖かい日が続き春を思わせるような天候が続きましたが、今日は一転して朝から強い雪に変わりました。最近気象予報士の「JPCZ」という言葉を頻繁に耳にします。大雪の原因をもたらす「JPCZ :Japan sea Polar air mass Convergence Zone =日本海寒帯気団収束帯」は、冬に日本海で寒気の吹き出しに伴って形成される水平スケールが1,000km程度の収束帯のことで、この収束帯に伴う帯状の雲域を「帯状雲」と言います。北から強い寒気が南下すると朝鮮半島の長白山脈で一旦東西に分かれ、その後日本海に近づいた時に再び合流します。前線のように風がぶつかりながら収束して雲が発達しやすくなるというメカニズムです。
・日本海の海水温は比較的高いため、大量の水蒸気が供給され雪雲が特に発達します。大雪になりやすい日本海側の山沿いだけでなく平地でも積雪が増える他、雲が次々と流れ込むため、東海など太平洋側でも大雪になることがあります。JPCZが留まると「ドカ雪」になります。
・2017年2月にはJPCZが中国地方や近畿の日本海側付近に留まって大雪となり、鳥取市で積雪が90センチを超えて記録的な大雪となりました。鳥取県内ではおよそ250台が立往生した他、雪の重みによって港の漁船などが相次いで沈没しました。また、2021年1月にはJPCZが若狭湾付近に停滞して大雪が降り続き、福井県の北陸自動車道でおよそ1,600台が動けなくなり、状況の解消までに2日以上掛かりました。
・今度気象情報を見る機会があったら注目して天気図を見てください。JPCZができそうな場所は東北や北陸の付近に等圧線が何本も「くの字」のように窪んでいるのが判ると思います。こうした状況でJPCZが形成され、平地にも大雪が降り易くなります。こうした大雪となっている時は「大雪警報」が発表されていることが多くあります。旅行で遠出する予定もあると思いますが、予報や情報をチェックし状況に応じてルートの変更、予定そのものを変えることも検討してください。冬はJPCZに夏は線状降水帯に十分注意してください。
〇幹事報告(五十嵐和彦幹事)
・新潟南RC創立65周年記念式典 祝電の御礼
・(一社)中条青年会議所 新年交流会 会長出席の御礼
・2024-25年度第一分区 第三回会長幹事会開催の案内
〇出席報告(小野正義さん)
会員総数51名。出席者38名。無断欠席0名。
・他クラブ出席等(メークアップ) 1月25日 地区諮問委員会・室賀GE壮行会 山崎堅輔さん
・100%皆出席表彰 西奈美公平さん(8年)
〇ニコニコBOX(伊藤敏樹さん)
西奈美公平さん
◎各種お祝い(井上大輔さん)
【入会記念日】八幡幹男さん、西奈美公平さん、五十嵐和彦さん、福田始弘さん、須貝洋子さん、須貝八栄さん
【会員誕生日】佐藤守さん、加藤清司さん、伊藤敏樹さん、伊藤正治さん、富樫寿彦さん、山本仁さん
【婦人誕生日】増子達也さん、佐藤昭さん、佐藤佳照さん、伊藤敬一さん
〇地区諮問委員会・室賀GEご夫妻渡米壮行会の報告(山﨑堅輔さん)
・1月25日ホテルオークラ新潟に於いて地区諮問委員会・室賀ガバナーエレクトご夫妻渡米壮行会が開催され出席してきました。私も2013-2014年度にはガバナーエレクトとして渡米しGETS(ガバナーエレクトトレーニングセミナー)と国際協議会に参加しました。約1週間になる比較的長丁場で毎日スケジュールもかなり詰まっていた記憶があります。
・地区諮問委員会の内容
1) 能登半島地震の支援金報告及び特別会計から400万円捻出について
2) ロータリー研究会の報告について
3) 公式訪問報告について
4) 米山地区財務委員について
5) 6月国際大会の出席者少数の為、出席のお願い
6) 地区運営改善検討会(ガバナー年度引継ぎ)について
7) 地区事務所の現状と報告について
8) 室賀年度の報告(予算高騰の為再考)について
9) 富山ガバナーノミニー報告(人事)について
10) その他 RI国際共同委員会設立について という内容でした。
・私のガバナー年度の地区大会はRI会長代理が国際ロータリー第3500地区の洪武男氏(台湾)でした。その時に歓迎晩餐会と本会議で通訳やサポートを務めてくれたのがRI会長代理エイドとして現GEの室賀信宏さんと台湾出身の令夫人の室賀秋燕さんでした。何かの縁を感じています。
活動報告