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小千谷縮布(おぢやちぢみ)
2014/06/02
江戸時代初期、播州明石から来たといわれている堀次郎将俊が、それまでの越後麻布に改良を加えて完成したのが小千谷縮です。しぼのある独特の風合いで高い 評価を得、昭和30年(西暦1955年)、国の重要無形文化財に指定されています。その技法を生かして織り始めたという小千谷紬も、昭和50年(西暦 1975年)に伝統的工芸品に指定されています。
小千谷縮の材料は苧麻(ちょま)という上質の麻です。これを細かく砕いてつなぎ合わせ、一本の長い糸を作ります。
準備された経糸(たていと)に、模様付けされた緯糸(よこいと)一本一本柄を合わせながら丹念に織ります。一尺織るのに900回も手を動かすといいます。
織り上げられた反物は、地を白くするために雪の上でさらされ、完成します。この雪さらしは、小千谷に春を呼ぶ風物詩です。
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牛の角突き
2014/06/02
「ヨシター」という勢子の掛け声が飛び交い、牛同士がぶつかり合う。
迫力満点の牛の角突きは、江戸時代の文豪、滝沢馬琴の書いた「南総里見八犬伝」に記述があり、地域の伝統行事として長年月守り継がれてきました。
越後の角突きは、引き分けが原則。興奮した牛を引き離す勢子の妙技や勇姿も見応えがあります。
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錦鯉の里
2014/06/02
小千谷には、品評会に限らず、泳ぐ宝石の美しい姿をいつでも間近に観賞できる「錦鯉の里」があります。ここは大小の滝や、橋などを配置した池の中に錦鯉が泳 いでいる公園と、錦鯉の歴史や品種・飼育方法など錦鯉に関する各種資料の展示ホール、そして特に逸品を集めた観賞池のある会館で構成。観賞池では入場者が 錦鯉にえさ(100円)を与えることもできます。
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