ガバナーメッセージ

D.2560

国際ロータリー第2560地区2022-23年度
ガバナー 髙橋 秀樹

髙橋 秀樹

2022年1月20日(木曜日)23:00(日本時間)、ジェニファー・ジョーンズRI会長エレクトが、2022-23年度会長テーマを発表し、メッセージを発信しました。
テーマは「IMAGINE ROTARYイマジン ロータリー」です。世界にもたらせる変化を想像して大きな夢を描き、その実現のためにロータリーの力とつながりを生かすことが求められています。
「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています」(ジェニファー・ジョーンズRI会長エレクト)
第2560地区においても、このテーマとメッセージと共に、各ロータリークラブの活動が大いに活性化していくことを願います。その上で、以下に述べるような地区運営方針を考えております。

この2年間、日本と世界はCOVID-19のために大いに苦しめられてきました。まだ先は見通せないものの、わが国でのワクチン接種率は順調に伸び、感染者数も抑えられているようです。当地区のロータリーも、これから上昇軌道に乗っていくことをぜひ内外に示していきたいものです。ロータリーはCOVID-19などではへこたれず「再生」していくことを、力を合わせて証明していけたらと思います。

他方、この2年間における社会の実務的な部分の変化は驚くばかりです。COVID-19の脅威はにわかには無くならないでしょう。安全を確保し効率を上げていくため新しい技法が必要です。ハイブリット形式の催事開催、ITを駆使した新たな形での活動推進など、工夫と試行による「新生」無くして、地区が前進していくことはできないだろうと思います。

「再生」と「新生」に加え、「共生」というキーワードも重視したいと思います。
どれほど善意に溢れていても、遮二無二進むには、それぞれのクラブの実情はあまりにも多様であり、そのことはこの2年間で一層増幅されているように感じます。当地区では残念ながらこの数年で解散したクラブもありました。同じ分区にありながら、隣のクラブが解散を本気で検討するほど追い詰められていることを知らなかったり、自クラブよりもはるかに少人数のクラブが頑張って工夫して活性化していることを知らないまま溜息をついているクラブもあったりするようです。クラブ同士の情報交換や智慧の共有は今こそ必要な時でしょう。
地区としてクラブを支援していくチームの活動も進めていきたいと思います。各クラブの個別の状況に目を向け、声を聞く姿勢を大切にしていきたいと思います。
そして、各クラブおよび各ロータリアンの方々には、厳しい社会経済情勢の中だからこそ、自らの職業を通してどのように社会に役立っていけるか、改めてお考えいただき、ロータリアンとしての誇りを新たにしていただけたらと思います。そもそも、それこそロータリークラブ創設時の理念である「職業奉仕」なのですから。
このように、クラブとクラブが、クラブと地区が、そしてロータリアンと社会が助け合い「共生」していくことを重視したいと考えています。

【地区運営方針】「再生・新生・共生」


「再生」:2560地区はへこたれない。

厳しい時こそ頼りがいのある輝かしい組織であることを示しましょう。

「新生」:2560地区は進化する。

新しい技術と工夫、効率化によって活動の内実を向上させましょう。

「共生」:2560地区は助け合う。

クラブと地区、クラブとクラブ、そしてロータリアンと社会のつながりを活性化させましょう。

ところで、国際ロータリーには、規定審議会で定められた公式標語が二つあります。第一標語がService Above Selfであり、第二標語がOne Profits Most Who Serves Bestです。現在、世界は平和という点でも健康・衛生という点でも大変な状況にあります。ロータリーの第一標語、第二標語を改めて胸に刻み、新たな年度に臨みたいと思います。

2022-23年度数値目標


どのロータリアンにとっても、どのロータリークラブにとっても、COVID-19禍からの事業回復に奔走なさる時期になるかと思いますので、新規の数値目標を設けることよりも、これまでの数値目標の維持を基本にしたいと思います。
(1)ロータリー財団寄付:年次基金150$/会員 ポリオプラス30$/会員 ベネファクター10名以上
(2)米山記念奨学金寄附:2万円/会員(普通、特別寄付合計)

以上、地区運営方針、数値目標につきまして、何卒、ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

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