ガバナーメッセージ
国際ロータリー第2560地区2015-16年度
ガバナー 山本 和則
『2015-16年度RIのテーマ』
2015年、ロータリーは110周年を迎えます。R財団も翌年は100周年となります。その永い歴史の中で、国際ロータリーは今年度、ロータリアン3世であり、スリランカ出身のK・Rラビンドラン会長が就任されます。そして2015ー16年度のテーマとして"Be a gift to the world"を掲げられました。
私たちは生まれてから、その生命や愛情、教育などたくさんのものを享受してきました。今、ロータリアンとして活動しているこの時、その授かりものをお返しするのですと、RI会長は言われました。人生の価値は、どれほど得たかではなく、どれほど与えたかによって判断されるとも言われました。私たちは、才能、知識、能力、努力そして献身と熱意など誰でも与えることの出来る何かを持っているはずです。「己の才能は天から授かったもの」、これがギフトであり、この自分が持っている力を地域社会に、そして世界に役立てようと、国際協議会の開会時のスピーチはたいへん力強いものでした。
『地区運営方針』
RIのテーマに感銘を受け、そのギフトは今年度だけでなく未来に繋げたいと考え、地区のテーマは"夢(gift)を明日へつなげよう"といたしました。
ロータリーの原点は各々のクラブがどのような活動をするかにあると思っています。クラブが主体なのです。巨大なピラミッドも、ち密に考えて配置されていますが、数百万の個々の石の集合体です。一つひとつが大事なのです。そのクラブの活動を活発化させるサポートをするために地区組織が存在し、又RI会長のテーマや方針をクラブに分り易く伝えるために、地区ガバナーが伝道師の役割として任命されていると思っています。そのような考え方に基づいた地区運営を行って参りたいと存じます。一年間よろしくお願い申し上げます。
地区運営に当たりまして、皆様に四つのお願いがあります。
《奉仕の理想の原点に帰ろう》
- 【求むるところは平和親睦、力むるところは向上奉仕】の会歌の精神を大切にしよう。凡事徹底 凡事を徹底することは非凡に通じる。当たり前のことが当たり前に出来るロータリアンになろう。(これが難しいのです。)
- 四つのテストを念頭においての行動をしよう。
《環境変革への対応を考えよう》
- 【変えてならないもの】は何か、【変えなければならないもの】は何かを考える。
- 何でも変えれば良いというものでもなく、何も変えずに安定しているのが良いというものでもない。
- RI用語(中核的価値観、戦略計画、リソース、ボイスなど)の理解を深める。
- My Rotaryへの登録率を上げる。(50㌫目標)
《公共イメージの向上を図ろう》
- 変更されたロゴの重要性を理解する。
- 一般市民と一緒になったイベントの企画、開催。(希望は春、補助有)
- 公共イメージが上がると賛同者が増え会員増強に繋がる。
《継続は力です(数値目標)》
- 会員増強(5㌫以上の純増)
- ロータリー財団への寄付(150$/人以上)
- ベネファクター(10名以上の純増)
- P・H・F(56名以上の純増)
- P・H・S(10名以上の純増)
- 米山記念奨学金への寄付(20,000円/人以上)
- ソウル国際大会への参加(300名目標)
どの方針、目標も地区内各クラブ、各会員のご協力なくしては達成することは出来ません。充分にご理解をして頂きまして、宜しくお願い申し上げます。