日本のロータリー
「ロータリーとは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業に於いて高度の道徳的基準を守ることを奨励し、かつ、世界に於ける親善と平和の確立に寄与することを目指した実業人及び専門職業人が世界的に結びあった団体である。」
この文言は1976~77年度国際ロータリー理事会で採択されたロータリーの定義である。
日本のロータリー
わが国最初のロータリークラブは、1920(大正9)年10月20日に創立された東京ロータリークラブで、 翌1921年4月1日に、世界で855番目のクラブとして、国際ロータリーに加盟が承認されました。
日本でのロータリークラブ設立については、ポール・ハリスの片腕としてロータリーの組織をつくり、 海外拡大に情熱的に取り組んだ初代事務総長チェスリー・ペリーと、創立の準備に奔走した米山梅吉、 福島喜三次などの先達の功を忘れることができません。
その後、日本のロータリーは、第2次世界大戦の波に洗われて、1940年に国際ロータリーから脱退します。 戦後1949年3月になって、再び復帰加盟しますが、この時、 復帰に尽力してくれたのが国際ロータリーの第3代事務総長ジョージ・ミーンズでした。
その後の日本におけるロータリーの拡大発展は目覚ましいものがあります。ロータリー財団への貢献も抜群で、 今や国際ロータリーにおける日本の地位は不動のものになりました。
現在、日本全体でのクラブ数は2,335、会員数100,812人(2006年11月現在)となっています。
国際ロータリー公式地域雑誌「ロータリーの友」より